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広告写真の専門家・鍋坂樹伸さんの「写真ブランディング&撮影ワークショップ」「SNS写真講座&街歩きワークショップ」を開催しました!

鍋坂樹伸さん「売れる&選ばれる!小さなお店&会社のための写真ブランディング&撮影ワークショップ」の様子

こんにちは!チエモ事務局の山田です。

2018年11月8日と10日に、広告写真の専門家・鍋坂樹伸さんをお迎えして、2つの写真ワークショップを開催しました。

1日目は「売れる&選ばれる!小さなお店&会社のための写真ブランディング&撮影ワークショップ」。多くの実例を参照しながら広告写真のポイントを学んだ後で、写真撮影の実技と、参加者のホームページを題材にしたライブフォトディレクションを行いました。

2日目は「フォロワー&いいねが増える!小さな会社&お店のためのSNS写真講座〜街歩きワークショップ〜」。会場を飛び出して、大宮駅東口の氷川参道を歩いたりカフェで食事をしたりしながら、SNSでより映える撮影テクニックを学びました。

写真をに必要なノウハウを座学とワークショップで学んだ2日間の様子をレポートします!

広告写真家・鍋坂樹伸さん

鍋坂さんとチエモスタッフ
一番左が講師の鍋坂さん

講師の鍋坂樹伸さんは香川県在住。広告写真家15年目というキャリアを持ち、食品・洋服・人物・風景など、さまざまなジャンルの撮影に対応しているほか、企業の広告活動のディレクションを行うなど、写真を軸としたコミュニケーション戦略の企画立案も行なっています。また、専門学校での講師、セミナーへの登壇など人に教える活動も多くされています。

鍋坂さんの講座の大きな特徴は、写真撮影テクニックだけにとどまらず、「写真をどうプロモーションに活用するか?プロモーションのためにどんな写真が必要か?」を考える写真ディレクションが学べること。

そんな鍋坂さんが講師とあって、今回は「会社やお店のホームページにどんな写真を載せたらいいの?」「どんな写真をSNSに載せればフォロワーが増えるの?」とお悩みの方々が多く参加されていました。

11月8日開催「売れる&選ばれる!小さなお店&会社のための写真ブランディング&撮影ワークショップ」

1日目に開催されたのは、写真ブランディング&撮影ワークショップ。「写真は言葉よりもわかりやすく、瞬間的に伝えることができる」と鍋坂さん。まずは座学で、広告写真の種類、構図&レイアウト、アングル、光の使い方、カメラの操作といった、より効果的に伝わる広告写真のために必要なポイントを学びました。

私が特に印象に残ったのは、広告写真の種類に関する講義。広告写真には大きく分けて以下の2種類があるそうです。

  • イメージ写真:「おいしそう」などのイメージを伝えるための写真
  • 説明写真:どんな形か?どれくらいの量か?などの説明情報を伝えるための写真

撮ろうとしているのがどちらなのかによって、写真の方向性が大きく変わってきますね。また、「イメージ写真」「説明写真」というワードを知っているだけで、プロに写真を依頼する際にも求める写真の要件がぐっと伝えやすくなると思います。写真ディレクションの知識はカメラを構える人だけでなく、写真撮影を依頼する側の人も学ぶべき知識だと感じました。

写真撮影を実践!

座学の後は、広告写真のプロ・鍋坂さんが実際に撮影しながら写真をディレクションしていく様子を見学。
鍋坂樹伸さんによる写真撮影実践の様子

写真をプレビューしては照明やホワイトバランスを調整したり、小道具を追加したり。次々に変化する写真の様子に、参加者の皆さんはくぎ付けでした。
鍋坂樹伸さんが撮影した手の写真

その後は今まで学んだノウハウを踏まえ、参加者全員で広告写真撮影を実践。鍋坂さんに質問しながら、プロモーションに使える写真撮影のコツを体感していきます。
鍋坂さんと、写真撮影を実践する参加者の様子

参加者のホームページをライブフォトディレクション

鍋坂樹伸さんとWebデザイナーゆっきーさんによるフォトディレクションの様子

さらにその後は、参加者の皆さんのホームページを題材に「写真をどう改善したら、より伝わるようになるか?」をディレクション。鍋坂さんとゆっきーさん(チエモ事務局スタッフでWebデザイナー)の二人が、愛のあるダメ出し&根拠に基づいた改善提案をしていきました。

ホームページに載せる写真を選ぶ際は、その一枚の写真の出来栄えだけでなく、「ページ内の他の写真やテキストとのバランス」「閲覧者がトップページから来たのか、それとも検索から来たのか」などなど、考慮するポイントが多岐に渡ります。小さな会社やお店ではその全てを社内で考えることは難しいかもしれませんが、今回のような講座を活用して基本を学んでおくと、プロに写真ディレクションやコンサルティングを任せる際にもスムーズな依頼・進行ができそうですね。

出来栄えの90%が撮影前の準備で決まる!!

鍋坂樹伸さんによる写真ワークショップ1日目のまとめ

講座1日目のまとめとして「出来栄えの90%が撮影前の準備で決まる!!」と鍋坂さん。
いきなり撮影に臨むのではなく、ホームページの構成やデザインまで意識して「いかに撮りたいかを考える」ことが重要だそうです。

11月10日開催「フォロワー&いいねが増える!小さな会社&お店のためのSNS写真講座〜街歩きワークショップ〜」

街歩きワークショップ講師の鍋坂樹伸さん

2日目はSNSを使った写真講座です。1日目同様に構図など写真撮影のポイントを学んだあとは、会場を飛び出して撮影&SNS投稿を実践します!

氷川参道で街歩きワークショップ

会場から10分弱歩いて氷川参道へ。ここからは、先ほど学んだポイントを思い出しながら、カメラやスマートフォンで各自撮影していきます。
氷川参道で写真撮影をするワークショップ参加者

途中でお団子を買って小道具にする人も。嬉しそうなゆっきーさんを激写!
お団子を手にワークショップへ参加するゆっきーさん

カフェで撮影&講評会

氷川参道での撮影後は、大宮駅東口のカフェ「alternativelounge(オルナタティブラウンジ)」に移動してランチ撮影会。おしゃれな店内とランチでインスタ映えを狙います!

ランチを待つ間に、先ほど氷川参道で撮影した写真を各自Instagramにアップしていきます。鍋坂さんからは「フィルターは必ずかけてくださいね」とのアドバイス。

私も大宮らしい写真をチョイスしてinstagramにアップしてみました!

ランチ写真も次々にInstagramへアップ。写真をひとつひとつ見ながら、鍋坂さんに講評していただきます。

中には鍋坂さんの講評でブラッシュアップされた写真も。ゆっきーさんがはじめに投稿していたこちらの写真は、鍋坂さんによれば「婚活に例えると、いろんな彼が気になって、誰が一番か定まっていない状態。思い切って背の高い彼(ジュースのグラス)は切ってしまった方がよい」とのことでした。

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そして実際に「背の高い彼(ジュースのグラス)」を切った構図の写真がこちら。確かに「一番の彼(タコライス)」が映える仕上がりになっていますね!

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評価は満点!

会場を飛び出し、和気あいあいとした雰囲気ながらも、鍋坂さんの適確な講評でSNS写真のコツをつかむことができた2日目のワークショップ。参加後のアンケートでは、「理解できた」「楽しめた」「役に立った」の3つの項目でなんと全員が5点満点をつけるという驚きの結果に!

「写真をロジカルに考えるきっかけができ、大変勉強になりました」
「他の皆さんの感性に触れられて面白かったです」
「また受講したいです」

と、皆さん大満足の様子でした。

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