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『クリエイターのための権利の本』重版記念講座で著作権の基本を学びました!

『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナー

こんにちは!チエモ事務局の山田です。

3月16日(土)に、「『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナー」を開催しました。

当初2月に開催予定が雪のため延期となり、日程を変更しての開催にも関わらず、20名ほどの方にご参加いただいたセミナー当日の様子をレポートします!

『著作権トラブル解決のバイブル! クリエイターのための権利の本』とは?

『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナー
講師の小関さん(右)、大串さん(中央)、齋木さん(左)

著作権トラブル解決のバイブル! クリエイターのための権利の本』(通称『権利本』)は、プロ・アマを問わずクリエイターやコンテンツ制作に従事する人が知っておかなければならない権利や法律について、具体的に「やっていいこととやってはいけないこと」「トラブルになってしまった時の対処方法」を紹介した本です。その内容は「わかりやすい!」「コンテンツ制作に関わる人なら必携」と評判を呼び、発売から2週間というハイペースで重版が決まったほど。セミナー当日も、書籍を持参して参加された方が複数名いらっしゃいました。

今回のセミナーで講師を務めていただいたのは、著者の一人でWebサイト制作ディレクションの第一線で活躍するクリエイターの大串肇さんと、『権利本』の企画発案者で編集者の小関匡さん。また、同じく著者の一人でエンジニアの齋木弘樹さんにも飛び入りで登壇していただきました!

著作権とは「ある程度コントロールするもの」

「著作権はクリエイターではなくても、ものを作れば発生するもの。一方で、侵害してしまう可能性もあるもの」と言う小関さんの言葉から講座はスタート。『権利本』に載っている複数の「著作権侵害で裁判になった事例」を紹介し、著作権侵害が認められたか・否定されたかを参加者が考えた後で答え合わせが行われました。

答え合わせの結果の中には、「えっ、こんなに似てるのに著作権を侵害してないの?」と驚くようなケースも。著作権に詳しくない一般人の印象と、法律の専門家である裁判所の判断が必ずしも一致しないことが意外でした。

一般人の印象と法律上の判断にズレがある大きな理由のひとつは、著作権が「全てを保護するのではなく、ある程度コントロールするもの」であるということ。全てのものに著作権を認めてしまうと、クリエイターの権利を守るはずの著作権が、逆にクリエイティブな創作活動を制限することになるからだといいます。

例えば、文字だけで構成されたロゴについて争われたケースでは「著作権は侵害していない」という判断が下されました。これを著作権侵害と認めてしまうと今後同様の字体を誰も使えなくなってしまうからだそうです。
文字だけのロゴで著作権侵害と認められなかったケースのスライド

その他に「被写体のポーズや構図」なども、似ているものを著作権侵害としてしまうと著作者以外のイラストレーターや写真家が同様のポーズ・構図を使えなくなってしまい、多くのクリエイターの創作が困難になってしまうため、似ていても「著作権侵害ではない」と判断されることがほとんどだそうです。

「パクリ」と「著作権侵害」は異なるもの

『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナーの様子

「普通の人が『えっ、パクリでしょ?』と思っても、法律の専門家には『いえ、著作権法違反ではありません』と言われたりすることもある」と齋木さん。「パクリ」と「著作権法侵害」とは違うもの、ということでした。

では著作権侵害にならなければ、パクってもOKなのか?というと、「そうではない」とお三方は口を揃えます。その理由は「著作権法違反よりも、社会的信用が失われる方がダメージが大きいから」。「パクリだ!」と一度炎上してしまうと瞬く間にSNSで拡散し、鎮火に時間がかかってしまうことが、何よりも大きな損失だといいます。裁判では「著作権を侵害していない」と判断されたケースであっても、「でも似ているし、無断でパクるような人と仕事をするのは避けたい」とクライアントが思ったり、ファンが離れてしまうことが考えられますね。

スライド「著作権侵害とならないのならパクっていい?」

ただし、本来ならば著作権上は全く問題が無いはずなのに、パクリだと思われて炎上してしまうケースもある、と小関さん。例えば過去には、(トレースされることを前提に制作された)イラスト素材集をトレースした画像が「パクリだ!」と糾弾されてしまったことがあるそうです。クリエイター自身が著作権についての知識を持って、「これはこういう理由で問題ありません」と自衛することも、火の無い煙を大きくしないために必要だと感じました。

クライアントとのお付き合い

『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナーの様子
クリエイターの権利を守るためには、クライアントとの契約も重要です。でも、あまりガチガチに権利を主張しすぎると、発注側は「使いづらいな」と思ってしまうことも事実……。

小関さんは「本当の自信作なら『権利は渡しません』と言ってもいいかもしれないが」と前置きしたうえで、「あらかじめ『グッズ化して売れたらロイヤリティもらっていいっすか?』とメールでネタ的に念押ししておくとか、そういうやりとりがあったことをどんな形でもよいから証拠に残すのが現実的」とのこと。きっちりと契約書にまで盛り込んでしまうと、法務部を通さなければならなくなるなどの理由で、条件を合意してもらうことが現実的に難しくなってしまうそうです。

裁判では口約束でも契約として認められますが、そのためには「口約束した」という証明が必要になるそう。そのため、メールでの雑談のついでなどの形で、どんな条件で合意したかの証拠を残すとよいそうです。

なお『権利本』には契約書の雛形も載っています。契約書を結ぶ必要がある時はぜひ参考にしましょう!

引用を正しく使おう!

「引用を正しく理解すれば、著作権を侵害する可能性はかなり低くなる」と小関さん。公表された著作物は、正当な目的があれば、引用して利用することができるそうです。

例えば、テレビ番組のキャプチャー画面をインターネットに掲載すると、多くの人は「著作権侵害では?」と思うかもしれませんが、広い意味では引用に入ると判断できなくもないそう。例えば「その番組を批評・評論する」などの正当な目的があれば、引用だと認められる場合もあります。

ただし、引用として認められるためには、一定の条件を満たす必要があります。引用と認められるための条件については、『権利本』や以下の連載でも解説されていますので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください!

引用のどの程度ならOK? 引用の5条件を理解して、正しく使おう! | 『クリエイターのための権利の本』(全6回) | Web担当者Forum

どこまでが「引用」の範囲なの?

引用については参加者のみなさんも気になったようで、「データを引用する際、どこまでなら引用してOKなのか?」という質問が寄せられました。

引用と言えるかどうかの線引きは、基本的に「主従関係が保たれているか」。自分の文章が「主」で引用部分は「従」、つまり引用よりも自分の文章が大部分を占める必要があります。一般的に、主従関係が破綻していたらNGとされることが多いそうです。

ただし、本当に結論を出せるのは裁判所だけなので、気になったら元データの発表元に聞いてみるのがいいのでは?とのこと。「『引用していいですか?』は、企業に正々堂々と問い合わせるチャンス」だと言います。小関さんは過去に書籍を作る際、引用したいデータについて著作権者の企業に問い合わせたことが何度もあるそうですが、断られたことは無いそうです(『その商品画像よりも新しい画像を使ってください』などの代替案を出されたことはあるそう)。

また、小関さんいわく「行政が出しているデータは基本的に転載OK」「引用の5条件を参照して『こういう理由で引用が成り立っている』と自信をもって言えるなら、自信を持って引用すればいい」とのことでした。

専門家を頼ろう!

『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナーの様子
気になる「自分が著作権を侵害された場合にどうしたらいい?」というお話も。

著作権侵害は親告罪(被害者の告訴があることを要件とする種類の犯罪)なので、侵害している相手に対して問い合わせができるのは著作権者のみです。問い合わせると途端に証拠を消される可能性があるため、問い合わせる前にキャプチャーなどの証拠を集めまくっておくことが肝心とのこと。

また、証拠を確保したら、専門家(弁護士か行政書士)に相談するのがおすすめだそう。その際には、法律の専門家の中でも「著作権に詳しい専門家」を探して頼ることが大切だそうです。

講師の小関さんは、過去に自分が編集した本を丸パクリされたことがあるそう。パクられたうえに「編集者が他の出版社に内容を横流ししたのでは?」という疑いの目が向けられ、結論が出る2週間ほどの間はとてもストレスフルだったそうです。そんな小関さんは「専門家に気軽に頼める空気にしたい」と力説します。

「弁護士への相談料は、だいたい30分5千円から5万円くらい。相談してストレスが無くなるなら、5万円でも安いものだと感じた。著作権を侵害した相手にも、『弁護士の〇〇さんに言われたのですが』と専門家の裏付けを示すことができれば、交渉を有利に進めることができる」と、実感を込めてお話しされていました。

違法DL規制法案について

セミナーでは、ニュースで話題になった違法ダウンロード規制法案についても触れられました。

結果として法改正は見送られましたが、改正案の主な内容は、現状は対象となる著作物と行為が「違法にアップロードされた音楽・映像(録音・録画)」と限定的なのに対して、「違法にアップロードされた著作物全般(複製)」と、大きく範囲が拡大することでした。なお「違法にアップロードされたものだと知りながらダウンロードする場合」が規制対象となるのは、現状も改正案も変わりません。

これに対して小関さんは、「違法だと知らずにDLしたことを証明できるか?いざ厳しく取り調べされたら『違法だと知ってました』と言ってしまうのではないか?」と危機感を示します。小関さんは業務上、キャプチャ画像をPCに保存することが多いそうですが、いくら捕まる可能性が低いとはいえ、もし捕まった時には怖いな、と思うと、キャプチャをとる手がすくんでしまうそうです。

その他にもセミナーでは、TPPによる著作権の非親告罪化の話題も。法改正や国際情勢によって日々変化する著作権の最新知識をキャッチアップすることも、クリエイターには必要だと感じました。

質問に答えるよ!

『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナーの様子
当日はセミナー中にオンラインで質問を受け付け、セミナー後半で大串さんを中心に回答しました。ここでは印象深かった質問とその回答を2つ紹介します。

Q.あるメーカーの商品が写っている写真を撮影したら、その写真の権利は自分のものだと言えるのか?また、その写真をフリー素材として誰でも自由に使ってもらうことはできるのか?

写真の権利については、自分で撮影していれば著作権は自分にあると言えるそう。

ただ、それを誰でも自由に使っていいかどうかは、その商品の販売元であるメーカーに聞いてみた方がよいそうです。著作権的には問題がなくても、会社によっては「どう利用されるかわからないから、やめてほしい」と言ってきたり、商標を理由にNGとされる場合があるそうです。

Q.『権利本』の表紙の写真を撮って、今日のセミナーに関するレポートをネットに公開するのはOKか?

「出版社は一般的にNGにはしない、告知してくれる分にはありがたい」と小関さん。これは著作権がどうというよりは「出版社にとってメリットがあるからOKでしょう。それをNGにしたら、もうお前の出版社の本は宣伝しないぞ!ってみんなに言われちゃいますよね」とのことでした。

まとめ

『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナーの様子
セミナーの最後に、小関さんは「ここ1~2年で著作権に関する話は大きく動きがあるので、1年後に同じことが通用するかはわからない。基本となるのは『人の作品に敬意を払う、自分の作品を大切にする』という思い。いざとなったら専門家を頼りましょう」とコメント。

また、大串さんは「権利者と、それを利用する人との間でコミュニケーションがとれていれば、大抵のことは大丈夫」と締めくくりました。

じゃんけん大会&懇親会

セミナー最後のじゃんけん大会では、講師の皆さんよりご厚意で『権利本』と、権利本に登場するナカシマ723さんの漫画『勇者のクズ』、そして小関さんが編集された新刊『Webデザイン・スタンダード 伝わるビジュアルづくりとクリエイティブの最新技法』がプレゼントされました。賞品を勝ち取ったみなさん、おめでとうございます!

そして会場内での懇親会へ。ここでも参加者のみなさんから講師の3人への質問、講師の著作権に対する熱い思いがこもったトークともに止まらず、充実した夜となりました。
『クリエイターのための権利の本』重版記念!現場のクリエイター&編集者に聞く著作権セミナー懇親会の様子

セミナーの内容は盛りだくさんで、このレポートで紹介しきれなかった話題もたくさんあります。もっと詳しく知りたい方は、ぜひ『著作権トラブル解決のバイブル! クリエイターのための権利の本』を読んでみてください。

天候による日程変更にも関わらずご参加いただいたみなさん、講師の小関さん、大串さん、齋木さん、ありがとうございました!

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「ブログ飯」でおなじみの染谷昌利さんによる書籍『複業のトリセツ』出版記念セミナーを開催しました

「複業のトリセツ」出版記念セミナーの書籍プレゼント

こんにちは!チエモ事務局の山田です。

2018年11月10日に、貸会議室6Fで「一億総複業時代に向けて、未来予測と準備の必要性 ~『複業のトリセツ』出版記念セミナー~」を開催しました。
『複業のトリセツ』出版記念セミナー講師の染谷さんとチエモスタッフ

書籍『複業のトリセツ』では、会社員時代からさまざまな副業に取り組み、現在はブログメディアの運営、書籍の執筆・プロデュース、企業や地方自治体のアドバイザー、講演活動など、複数の業務に取り組むパラレルワーカー・染谷昌利さんが、自分の力でお金を稼ぐ力を身につけるための考え方とノウハウを記しています。

出版記念セミナーは、多くのデータに基づいた未来予測、具体的な副業の種類と方法、会社に勤めながらでもできる副業準備について、情報がぎゅっとつまった濃密な2時間となりました。

セミナー後の書籍プレゼント大会や懇親会の様子も含め、当日の様子をレポートします!

複業(副業・パラレルワーク)が必要な理由

「複業のトリセツ」出版記念セミナー会場の様子
「暗い話が続きます(笑)」という前置きでスタートしたセミナー前半は、「技術的失業はいつの時代にも起きている」という話から。

近頃よく「AIによってこんな職業は無くなる」という話を耳にしますが、今までにも新しい技術によって無くなった職業があります。染谷さんは氷を売る仕事を例に挙げ、「家庭の冷蔵庫で氷が作れるようになり、ただの氷を作る仕事は無くなっている」と話しました。

「でも、天然氷のかき氷屋さんは行列している」と染谷さん。「どこに強みを見出して行列をつくるか?」という視点が、時代の変化に対応するために欠かせないと言います。

そしてもうひとつ欠かせない視点が、このセミナーの主題となる収入窓口の複数化です。本業、副業、資産運用といった「複業(副業・パラレルワーク)」で収入を得る窓口をいくつも持っておけば、プロや新しい技術と戦わずに共存することが可能になると言います。

自分に合った副業のタイプは何かを知ろう

では、副業にはどんな種類があるのでしょうか?

アルバイトなど時給で稼ぐ方法、株式や不動産投資で稼ぐ方法、AirbnbやAnyca(カーシェアリングサービス)といったシェアリング・エコノミーで稼ぐ方法、といろいろな種類がありますが、その中でも自分の能力次第で稼げる「能力給型副業」として、インターネットを使った副業について詳しく解説されました。

インターネット副業の中にも広告収入型、クラウドソーシングを使ったスキル活用型、オンラインショップ運営型、動画配信型、ヤフオクやメルカリを使った中古品販売型、とさらに種類があります。また電子書籍やnoteなどのプラットフォームで自分が書いた文章を売る方法もありますし、染谷さんはオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」でコミュニティ運営型の副業に取り組まれています。

染谷さんはインターネット副業について「金銭的なリスクが小さく、家から出なくてもできる。工夫の仕方によって利益を産み出せるし効率化もできる」と話します。

副業禁止でも準備はできる!

『複業のトリセツ』出版記念セミナー会場の様子
副業を始めたい気持ちはあっても、まだまだ「副業禁止」の会社が多いことも現実。しかし染谷さんは副業禁止でも準備はできると言い切ります。お金を得ることはNGでも、副業の準備としてスキルアップや人脈作りをして、いつでもお金を稼ぎ始めることができる状態にしておくことが、本業からの安定した収入が無くなった場合のリスクヘッジになるそうです。

染谷さんが提案する具体的な副業準備の方法とは、インターネットを使った情報発信。自分の得意分野の情報を発信すれば、その情報を求めている人の役に立ち、感謝され、アクセス数が増えます。例えば、料理に慣れている人にとっては何てことのないレシピの情報も、「冷蔵庫にある材料で料理をしたいが、料理をしたことが無い人」にとっては価値のある情報です。その情報が役に立てば、シェアしたりお礼のコメントを書き込んでくれるかもしれません。価値のある情報が感謝され、その結果アクセス数が増えれば、広告収入を得たり、オンラインショップの商品を売りやすくなります。

確かに、会社の就業規則で副収入を得ることは禁止されていても、その前段階の「情報発信力を高めてアクセス数を集める」までならできそうですね。

セミナーでは「情報発信力はこれからを生き抜くための必須スキル」として、ブログとSNSの違いなど、具体的な情報発信のポイントも解説されました。

ただし、「うまい話には気をつけろ」と染谷さん。「誰でも」「楽に」「稼げる」というワードが出てきたらブレーキをかけるべきだそうです。

あとは「やるかやらないか」

染谷さんは有名人の言葉を引用しながら、「行動に必要なのは情報・知識を得ること」と話します。知識を得たら、あとはやるかやらないかを自分で決めるだけ。「やらない人が多くて、リスクも少ないなら、やった方がいいんじゃないか?」と語る姿が印象的でした。

そして継続することも大事だそう。インターネット副業はリスクが少ない分いつでもやめられるので、続ける人が少ないと言います。でもその分「継続しているだけでライバルは減る」のだそうです。

書籍プレゼントをかけたじゃんけん大会

セミナーの最後には、染谷さんからご提供いただいた著書をかけて、じゃんけん大会が行われました。

じゃんけんを勝ち抜いて書籍をゲットしたみなさん、おめでとうございます!
「複業のトリセツ」出版記念セミナーのプレゼント当選者その1

懇親会も盛況

「複業のトリセツ」出版記念セミナー懇親会の料理
セミナーの後は希望者が残っての懇親会。自己紹介タイムでは、副業に興味がある人、すでにいくつもの仕事を掛け持ちして複業(副業・パラレルワーク)を実践している人、副業を本業にするべく会社立ち上げ準備中の人などいろんな方がいらっしゃり、とても盛り上がりました。

そして懇親会でも、『複業のトリセツ』編集者の小関様よりご提供いただいた書籍をかけてじゃんけん大会第2弾。染谷さんの話題本が商品とあって、みなさんこぶしに力が入っていました……!
「複業のトリセツ」出版記念セミナーのプレゼント当選者その2

複業(副業・パラレルワーク)をとりまく情報とノウハウがぎゅっと詰まった今回のセミナー。働き方の一つとして注目を集める「複業(副業・パラレルワーク)」に、実践への一歩を踏み出すための知識を得ることができたのではないでしょうか。

今回のセミナー内容は、書籍『複業のトリセツ』により詳しく書かれています。気になった方はぜひお手に取ってみてくださいね。
『複業のトリセツ』取扱書店一覧はコチラ

チエモでは今後も、キャリアプランニングやキャリアアップに役立つ講座を企画していきます。
新しい講座情報を知りたい方はぜひ、メールマガジンへご登録くださいね。
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Adobe XD講座「今日から使えるAdobe XD~手を動かして学ぶXDの使いどころと使い方のポイント~」を開催しました

講師の著書

こんにちは、チエモスタッフの宮崎です!

台風のため2度の延期という事態になってしまい、スタッフもドキドキでしたが遂に2018年9月18日に「Adobe XD講座」を開催しました。

度重なる延期にもかかわらず、受講者のみなさま全員揃っての開催となった当日の様子をレポートします。

 

講師はAdobe XDの技術書の書籍も出版されている北村崇さん

テキストを持つ北村さん

今回講師を勤めるのはAdobeコミュニティエバンジェリストとしても活動し、Adobeツールの第一線で活躍する北村崇さん。Webディレクションからデザインまで、一貫した制作業務を得意とされています。

 

受講者の方には、Adobe XD(無料体験版でもOK)をインストールしたPCを持参していただきました。

みんなでステップを踏みながらXDの理解を深めていきます。

 

実践しながら学ぶから、わかりやすい!定着しやすい!

講師の北村さん

チエモ講座専用に作られた素材を使い、Adobe XDで何ができるのか、他のAdobeツールとの住み分けの確認などを紹介。

北村さんの操作に習って受講者のみなさんもAdobe XDを動かしていきます。

難しいなと感じる時はすぐに手をあげてもらい、北村さんやチエモスタッフがフォロー。

講義を受けつつ、その場で操作。さらに疑問点はすぐに解消できるので「インプット→アウトプット」を講座内で行うことができます。

 

講座の様子

受講者の様子

「Adobe XDをインストールしても何から始めていいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

でも、チエモのAdobe XD講座では講師がスクリーンで操作しているものと同じ素材で動かすことができるので「とにかくやってみる」がしやすい!

Adobe XD初心者の私ですが、フォローをしてもらいつつ理解を深めることができました。

専用素材を使ってXDを体感します

初めてのXDでも、わからないところはすぐに聞けるという安心感があると、楽しく操作できます!

ユーザー同士の意見の交換や使い方の共有などを行なっているFacebookグループ(もちろん北村さんもグループに所属しています!)の紹介もあり、XDを実務で使っている・使っていきたいと考えているという方を中心に関心を持たれているようでした。

ツールの使い方以外にも「知っているとちょっと嬉しい情報」にも出会えるのも少人数制のチエモ講座の魅力の一つです。

 

講師の北村さんから

XDはデザインやプロトタイプなどの他のアプリケーションに比べても、機能がシンプルで、軽さも突出している、誰でも使いやすいツールです。

デザインのみならず、プレゼンや仕様書などの資料作りにも使える上に、Adobeのライセンスを持っていなくても利用できる無料版も用意されているので、今後もユーザーは増えていくと思われます。

またIllustratorやPhotoshopなどのツールを使ったことがあれば、学習コストもほとんどかけずにすんなり導入することができます。

今回は「どんなことができるか」、「どんな使い方があるか」の基礎的な部分が中心でしたが、皆さんもそれぞれのワークフローで、独自の使い方を探してみてください。

今後はさらに、クラウドでの同時編集やバージョン管理などの機能も追加される予定ですので、さらに便利になって行くことが期待されます。

2回の延期の末の開催でしたが、ご参加本当にありがとうございました!

要望さえあればXDやIllustratorなど、他のツールや概論的なセミナーもまた開催させていただきます!

 

今後もAdobeツールに関する講座はもちろん、 インターネット広告、Webライティングなどお仕事や趣味でも活かせるスキルをお伝えする講座を開催していきます。

最新情報はチエモのfacebookページでも更新していますので、ぜひ「いいね!」してみてくださいね。

チエモFacebookページ

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Webディレクションの考え方を学んで実践!「CSS Nite in Saitama, vol.2 powered by 7F『ディレクション思考』リリース記念スペシャル」が開催されました

「CSS Nite in Saitama, vol.2 powered by 7F『ディレクション思考』リリース記念スペシャル」会場の様子

こんにちは。チエモ事務局です。

「東京だけでなく、埼玉県さいたま市でも最新のWeb制作スキルを学べる場がほしい!」という思いから、コワーキングスペース7FはWeb制作に関わる方のためのセミナーイベント「CSS Nite in Saitama」の会場サポートをしています。(コワーキングスペース7Fは、チエモと同じく株式会社コミュニティコムが運営しています)

 

Webディレクションを学ぶスペシャル版を開催

2018年5月27日に「CSS Nite in Saitama, vol.2 powered by 7F『ディレクション思考』リリース記念スペシャル」が開催されました。今回は、20年に渡りWebディレクションの最前線で活躍されている、株式会社デスクトップワークス 代表取締役/Webディレクタースクール主宰・田口真行さんによる書籍『ディレクション思考』発売を記念したソロ講演。前半は講義・後半はミニワークという形で、Webディレクションの現場に求められる考え方をたっぷりと学ぶことができました。

書籍『ディレクション思考』

 

和気あいあいとした雰囲気ながらも参加者の本気が感じられるセミナーとなった当日の模様を、チエモ事務局がレポートします!

 

Webディレクターがマネジメントする4要素「人」「お金」「時間」「品質」

まずは、Webディレクターの必須スキル・プロジェクトマネジメントについての講義。「人」「お金」「時間」「品質」の4つの要素について、それぞれマネジメントの勘所を学んでいきます。

プロジェクトマネジメントについて講義する田口さん

 

個人的に特に重要!と感じたのは、「人」のマネジメントについて。

つい名刺の「肩書」(偉いか・偉くないか)に気を取られてしまいがちですが、そうではなく「役割」に注目して管理することで、発注側(クライアント)と制作側(クリエイター)の橋渡しがうまくできるそうです。発注側の役割なら、「制作会社との窓口担当」「承認者」「社内調整担当」といった具合で、人の役割を整理して管理していきます。

また、役割が整理できたら、プロジェクトのキックオフミーティングにプロジェクトチーム全員を集めてもらい、「あなたにはこの役割をお願いします」と明確に依頼することも重要、というお話でした。

 

プロジェクト進行は放浪旅ではない!

プロジェクト進行についての講義では、プロジェクトを航海に例えて解説。

船のイラスト

 

目的に向かって放浪せずにプロジェクトを進行するために、事前にロードマップを定め、WBS(プロジェクト全体をタスクレベルまで細かく分割した構成図)活用することがポイントとして挙げられました。

田口さんが手がけたWebディレクター手帳にもWBS作成に使えるシートが付いているそう。放浪しないプロジェクト進行のために、うまくツールを活用したいですね。

前半の締めくくりとして、田口さんからは「書籍『ディレクション思考』は一般的なプロジェクトマネジメントを解説するというよりは、押さえどころを書いている。ご自身の立場や現場に置き換えて、自らアレンジして使ってほしい」というコメントがあり、みなさん熱心に頷いていました。

休憩をはさんで後半はいよいよ、サイトプランニングについてのミニワークです!

 

ミニワーク1:ポカリスエットの売り上げをUPするには?

「みんな飲んだことがあるのに、今月飲んだことがある人は少ないドリンク」ということで、たまたま会場にあったポカリスエットを手に取る田口さん。1つ目のワークでは、ポカリの販促企画を考えることになりました。条件は必ずWebサイトを使うこと、予算はいくらでもOK。

同じテーブルの参加者とグループになって、アイデア出しをしていきます。

ワークに取り組む参加者

 

アイデアをまとめたら、チームごとに発表タイム!
「若者をターゲットに熱中症対策として、成分を訴えるコンテンツを作る」「日常の中で飲む動機づけをするため、ポカリと合う料理、ポカリに合うシチュエーションを載せたキャンペーンサイトを作る」などのアイデアが発表された後、田口さんからのアイデアと、今回のプランニングのポイントが解説されました。

田口さんからは「『○○といえばポカリ』の『○○』の部分をいろいろ入れ替えてみる」「ポカリの使い道を変えてみる。『食べるもの』としてかき氷のレシピをサイトで紹介したり、ポカリそのものをチケットにしたイベントを開催する」とアイデアがポンポンと飛び出し、その発想術に目から鱗でした。

また、クライアントに提案する際のポイントとして、どれだけ予算があろうとも、やはり予算を抑えたアイデアの方がGOを出しやすく実行されやすい、とのこと。Webの特性である「フットワークの軽さ」を活かすために、できるだけ予算を抑えたアイデアを・できるだけ早く出すのが大切、ということでした。

 

ミニワーク2:貸会議室6Fの売り上げをUPするには?

2つめのワークのお題では急遽、この日の会場である「貸会議室6F」の売り上げUP策を考えることに。

クライアント役として、貸会議室6Fの本物のオーナー・星野さんも登場。参加者からサイトプランニングのためのリアルなヒアリングが行われました。

クライアント役として質問に答える星野さん

 

参加者からは、営業形態や設備、利用者層など「貸会議室そのもの」に関する質問が多かったのに対し、最後に田口さんから星野さんへ投げかけられた質問は「提案したアイデアを実行するかどうか判断するのは誰ですか?」という意思決定者の確認。前半「『人』のマネジメント」の講義で登場したポイント(人は名刺の肩書きではなく、プロジェクトにおける役割に注目してマネジメントする)が早速ここで活かされていることに、多くの参加者がはっとした瞬間だったのではないでしょうか。

こちらのワークもグループごとにアイデア出し後、発表。クライアント役が現場にいることで、本物の企画提案さながらの臨場感でした!

発表後はクライアント役・星野さんからの各アイデアに対する講評と、田口さんからの解説です。

講評する星野さんと田口さん

 

田口さんいわく「クライアントはブレスト相手」とのこと。クライアントにアイデアをぶつけて反応を見て、さらに練り直すことが、採用されるアイデアにつながると言います。

また、ヒアリングしてから提案までのスパンはできるだけ早い方がいい、とのこと。ヒアリングから時間がたってしまうとクライアントの状況が変わっていたり、そもそも企画に対する熱量が下がってしまっていたりするため、現場での瞬発力を上げることが大事!というお話でした。

 

今後の予定をチェック!

次回の「CSS Nite in Saitama, vol.3 powered by 7F」は2018年7月28日(土)に開催。

田口さんが「アイデア出しが苦手な方は必見!アイデアを大量に出しまくる『田口流 アイデア発想法』」と題して実習ワークを交えた講義を行うほか、「クライアントと一緒に作るHP戦略最初の一歩」「インハウスで効果を出す『ウェブサイト育成術』とは?」「短時間で飛躍的に英語力が向上する英語教室(特別編)」と魅力的なセッションばかりです。お申込みはお早めにどうぞ!
CSS Nite in Saitama, vol.3
CSS Nite in Saitama, vol.3 powered by 7F

また、Web制作に関する講座はチエモでも今後開催していく予定です。
講座やイベント開催レポートの更新状況は当サイトのほか、チエモのFacebookページでもご覧いただけますので、是非チェックしてみてくださいね。
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「Webアクセシビリティの学校in大宮」が開催されました!

写真:Webアクセシビリティの学校の看板

Webアクセシビリティとは「○○が使いやすいWebサイトづくり」のことだった!

 
※2018年6月1日に公開した記事ですが、講師の植木真さんからのコメントを追記して、2018年6月7日に再度公開しました。

 

こんにちは、チエモ(CHIEMO)事務局です

チエモスタッフの宮崎です。
5月26日(土)に株式会社インフォアクシア植木真さんによるWebアクセシビリティの学校in大宮が行われました。
今回はチエモ運営母体である株式会社コミュニティコムが運営する貸会議室6Fでの開催です。

 

写真:講師の植木真さん
講師の植木真さん

 

講師の植木真さんは、企業サイトなどのWebアクセシビリティ診断やJIS X 8341-3の対応、Webアクセシビリティに関するガイドラインの作成支援などを中心に活動。
全国各地で開催されているWebアクセシビリティの学校では、企業のWeb担当者やWeb制作者などを対象として「Webアクセシビリティを確保したWebコンテンツの制作の基礎」が学べます。
チエモスタッフもWebアクセシビリティの基本を学んできました!

 

主にこんなことを学びました

・1時間目
Webアクセシビリティとは?
・2時間目
アクセシビリティの考え方
・3時間目
明日から実践できるキホンのキ
・4時間目
明日から実践できるキホンのホ

 

写真:Webアクセシビリティの学校の看板
授業のはじめと終わりには学校のチャイム音が流れます

 

初めてWebアクセシビリティという単語を聞く人も理解できるよう、言葉の定義から考え方まで、具体的な事例やワークショップを交えて講義が進行しました。

 

まさに基本の「キ」から学べるわかりやすい講義

写真:わかりやすいスライド

 

2004年にWebコンテンツのJIS企画(JIS X 8341-3)が公表されたことで、広く知られるようになったWebアクセシビリティ。
高齢者や障害者を含む全ての人に配慮したWebコンテンツを制作をしよう、という工業規格です。

 

写真:動画や画像が多いわかりやすいスライド
画面に表示されるテキストを点字に変換する機械

 

そもそも、視覚や聴覚などに障害をもつ人がどのようにWebコンテンツにアクセスしているのか、そのような素朴な疑問にもわかりやすい動画や画像で解説してくれる植木さん。
音声読み上げソフトではどのようにWebページが読み上げられているのか、どのように必要な情報にアクセスするのか、実際の動画でその様子がよくわかります。
現状の問題点が明確になることで「Webアクセシビリティの確保として自分にできることは何か」という問題意識が湧いてきます。

 

チームに分かれたワークショップも

 

色弱の人にもわかりやすいグラフの表記についてワークショップも行いました。
普段何気なく目にするグラフを、誰でも理解できるグラフにするためにはどのような手段が考えられるか、皆で案を出し合います。

 

まとめ

講義でも話されていた通り、Webアクセシビリティはいまや「誰もが使いやすいWebサイトづくり」として必要な概念だということがわかりました。
障害のある方や高齢者だけでなく「腕を怪我していてキーボードが打てない」「突然マウスが壊れてしまった」など、誰もが「〜できない」「〜しづらい」という状況に置かれることは多いはず。
さらに、Webにアクセスするデバイスや状況も多様化する中で、適切なコンテンツを作成することは、今後より一層求められていきそうです。

 

講師の植木真さんからのコメント

※2018年6月7日追記
ご参加いただいた皆さん、改めまして本当にありがとうございました。
このセミナーでは、基本的な考え方のお話に時間を長く割いています。それは、小手先のテクニックだけを覚えるのではなく、常に誰のためにどうすべきかを考えて最適解を見つけてほしいと考えているからです。
アンケートを拝見したかぎり「分かりやすかった!」「楽しかった!」と、概ねご好評をいただけたので嬉しく思っております。
みんなでウェブをもっとアクセシブルにしていきましょう!

 

WebアクセシビリティをはじめとするWeb制作やデザインなどに関する講座もチエモとして開催していく予定です。
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