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「ブログ飯」でおなじみの染谷昌利さんによる書籍『複業のトリセツ』出版記念セミナーを開催しました

「複業のトリセツ」出版記念セミナーの書籍プレゼント

こんにちは!チエモ事務局の山田です。

2018年11月10日に、貸会議室6Fで「一億総複業時代に向けて、未来予測と準備の必要性 ~『複業のトリセツ』出版記念セミナー~」を開催しました。
『複業のトリセツ』出版記念セミナー講師の染谷さんとチエモスタッフ

書籍『複業のトリセツ』では、会社員時代からさまざまな副業に取り組み、現在はブログメディアの運営、書籍の執筆・プロデュース、企業や地方自治体のアドバイザー、講演活動など、複数の業務に取り組むパラレルワーカー・染谷昌利さんが、自分の力でお金を稼ぐ力を身につけるための考え方とノウハウを記しています。

出版記念セミナーは、多くのデータに基づいた未来予測、具体的な副業の種類と方法、会社に勤めながらでもできる副業準備について、情報がぎゅっとつまった濃密な2時間となりました。

セミナー後の書籍プレゼント大会や懇親会の様子も含め、当日の様子をレポートします!

複業(副業・パラレルワーク)が必要な理由

「複業のトリセツ」出版記念セミナー会場の様子
「暗い話が続きます(笑)」という前置きでスタートしたセミナー前半は、「技術的失業はいつの時代にも起きている」という話から。

近頃よく「AIによってこんな職業は無くなる」という話を耳にしますが、今までにも新しい技術によって無くなった職業があります。染谷さんは氷を売る仕事を例に挙げ、「家庭の冷蔵庫で氷が作れるようになり、ただの氷を作る仕事は無くなっている」と話しました。

「でも、天然氷のかき氷屋さんは行列している」と染谷さん。「どこに強みを見出して行列をつくるか?」という視点が、時代の変化に対応するために欠かせないと言います。

そしてもうひとつ欠かせない視点が、このセミナーの主題となる収入窓口の複数化です。本業、副業、資産運用といった「複業(副業・パラレルワーク)」で収入を得る窓口をいくつも持っておけば、プロや新しい技術と戦わずに共存することが可能になると言います。

自分に合った副業のタイプは何かを知ろう

では、副業にはどんな種類があるのでしょうか?

アルバイトなど時給で稼ぐ方法、株式や不動産投資で稼ぐ方法、AirbnbやAnyca(カーシェアリングサービス)といったシェアリング・エコノミーで稼ぐ方法、といろいろな種類がありますが、その中でも自分の能力次第で稼げる「能力給型副業」として、インターネットを使った副業について詳しく解説されました。

インターネット副業の中にも広告収入型、クラウドソーシングを使ったスキル活用型、オンラインショップ運営型、動画配信型、ヤフオクやメルカリを使った中古品販売型、とさらに種類があります。また電子書籍やnoteなどのプラットフォームで自分が書いた文章を売る方法もありますし、染谷さんはオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」でコミュニティ運営型の副業に取り組まれています。

染谷さんはインターネット副業について「金銭的なリスクが小さく、家から出なくてもできる。工夫の仕方によって利益を産み出せるし効率化もできる」と話します。

副業禁止でも準備はできる!

『複業のトリセツ』出版記念セミナー会場の様子
副業を始めたい気持ちはあっても、まだまだ「副業禁止」の会社が多いことも現実。しかし染谷さんは副業禁止でも準備はできると言い切ります。お金を得ることはNGでも、副業の準備としてスキルアップや人脈作りをして、いつでもお金を稼ぎ始めることができる状態にしておくことが、本業からの安定した収入が無くなった場合のリスクヘッジになるそうです。

染谷さんが提案する具体的な副業準備の方法とは、インターネットを使った情報発信。自分の得意分野の情報を発信すれば、その情報を求めている人の役に立ち、感謝され、アクセス数が増えます。例えば、料理に慣れている人にとっては何てことのないレシピの情報も、「冷蔵庫にある材料で料理をしたいが、料理をしたことが無い人」にとっては価値のある情報です。その情報が役に立てば、シェアしたりお礼のコメントを書き込んでくれるかもしれません。価値のある情報が感謝され、その結果アクセス数が増えれば、広告収入を得たり、オンラインショップの商品を売りやすくなります。

確かに、会社の就業規則で副収入を得ることは禁止されていても、その前段階の「情報発信力を高めてアクセス数を集める」までならできそうですね。

セミナーでは「情報発信力はこれからを生き抜くための必須スキル」として、ブログとSNSの違いなど、具体的な情報発信のポイントも解説されました。

ただし、「うまい話には気をつけろ」と染谷さん。「誰でも」「楽に」「稼げる」というワードが出てきたらブレーキをかけるべきだそうです。

あとは「やるかやらないか」

染谷さんは有名人の言葉を引用しながら、「行動に必要なのは情報・知識を得ること」と話します。知識を得たら、あとはやるかやらないかを自分で決めるだけ。「やらない人が多くて、リスクも少ないなら、やった方がいいんじゃないか?」と語る姿が印象的でした。

そして継続することも大事だそう。インターネット副業はリスクが少ない分いつでもやめられるので、続ける人が少ないと言います。でもその分「継続しているだけでライバルは減る」のだそうです。

書籍プレゼントをかけたじゃんけん大会

セミナーの最後には、染谷さんからご提供いただいた著書をかけて、じゃんけん大会が行われました。

じゃんけんを勝ち抜いて書籍をゲットしたみなさん、おめでとうございます!
「複業のトリセツ」出版記念セミナーのプレゼント当選者その1

懇親会も盛況

「複業のトリセツ」出版記念セミナー懇親会の料理
セミナーの後は希望者が残っての懇親会。自己紹介タイムでは、副業に興味がある人、すでにいくつもの仕事を掛け持ちして複業(副業・パラレルワーク)を実践している人、副業を本業にするべく会社立ち上げ準備中の人などいろんな方がいらっしゃり、とても盛り上がりました。

そして懇親会でも、『複業のトリセツ』編集者の小関様よりご提供いただいた書籍をかけてじゃんけん大会第2弾。染谷さんの話題本が商品とあって、みなさんこぶしに力が入っていました……!
「複業のトリセツ」出版記念セミナーのプレゼント当選者その2

複業(副業・パラレルワーク)をとりまく情報とノウハウがぎゅっと詰まった今回のセミナー。働き方の一つとして注目を集める「複業(副業・パラレルワーク)」に、実践への一歩を踏み出すための知識を得ることができたのではないでしょうか。

今回のセミナー内容は、書籍『複業のトリセツ』により詳しく書かれています。気になった方はぜひお手に取ってみてくださいね。
『複業のトリセツ』取扱書店一覧はコチラ

チエモでは今後も、キャリアプランニングやキャリアアップに役立つ講座を企画していきます。
新しい講座情報を知りたい方はぜひ、メールマガジンへご登録くださいね。
FacebookTwitterでも最新情報を発信していますので、ぜひいいね!とフォローをお願いします!

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ご注文時決済の不具合について

こんにちは、チエモ事務局です。

ただいまご注文時のカード決済において一部環境でエラーが発生しております。
原因を調査し復旧に努めておりますが、少しお時間がかかってしまう予想となっています。

下記方法でエラーが回避できますので、いずれかの方法でお申し込みいただければ幸いです。

エラーの内容:
ブラウザやGoogleなどのアカウント上でクレジットカード情報を登録している時に表示される「今すぐ購入」ボタンを押すと、エラーになり決済ができない

対応策:
レッスンをカートに追加後、購入手続きに進み、請求先情報を入力して支払いをする

万が一上記の方法で決済が進まない場合は、お問い合わせからご連絡ください。
ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。

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Adobe XD講座「今日から使えるAdobe XD~手を動かして学ぶXDの使いどころと使い方のポイント~」を開催しました

講師の著書

こんにちは、チエモスタッフの宮崎です!

台風のため2度の延期という事態になってしまい、スタッフもドキドキでしたが遂に2018年9月18日に「Adobe XD講座」を開催しました。

度重なる延期にもかかわらず、受講者のみなさま全員揃っての開催となった当日の様子をレポートします。

 

講師はAdobe XDの技術書の書籍も出版されている北村崇さん

テキストを持つ北村さん

今回講師を勤めるのはAdobeコミュニティエバンジェリストとしても活動し、Adobeツールの第一線で活躍する北村崇さん。Webディレクションからデザインまで、一貫した制作業務を得意とされています。

 

受講者の方には、Adobe XD(無料体験版でもOK)をインストールしたPCを持参していただきました。

みんなでステップを踏みながらXDの理解を深めていきます。

 

実践しながら学ぶから、わかりやすい!定着しやすい!

講師の北村さん

チエモ講座専用に作られた素材を使い、Adobe XDで何ができるのか、他のAdobeツールとの住み分けの確認などを紹介。

北村さんの操作に習って受講者のみなさんもAdobe XDを動かしていきます。

難しいなと感じる時はすぐに手をあげてもらい、北村さんやチエモスタッフがフォロー。

講義を受けつつ、その場で操作。さらに疑問点はすぐに解消できるので「インプット→アウトプット」を講座内で行うことができます。

 

講座の様子

受講者の様子

「Adobe XDをインストールしても何から始めていいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

でも、チエモのAdobe XD講座では講師がスクリーンで操作しているものと同じ素材で動かすことができるので「とにかくやってみる」がしやすい!

Adobe XD初心者の私ですが、フォローをしてもらいつつ理解を深めることができました。

専用素材を使ってXDを体感します

初めてのXDでも、わからないところはすぐに聞けるという安心感があると、楽しく操作できます!

ユーザー同士の意見の交換や使い方の共有などを行なっているFacebookグループ(もちろん北村さんもグループに所属しています!)の紹介もあり、XDを実務で使っている・使っていきたいと考えているという方を中心に関心を持たれているようでした。

ツールの使い方以外にも「知っているとちょっと嬉しい情報」にも出会えるのも少人数制のチエモ講座の魅力の一つです。

 

講師の北村さんから

XDはデザインやプロトタイプなどの他のアプリケーションに比べても、機能がシンプルで、軽さも突出している、誰でも使いやすいツールです。

デザインのみならず、プレゼンや仕様書などの資料作りにも使える上に、Adobeのライセンスを持っていなくても利用できる無料版も用意されているので、今後もユーザーは増えていくと思われます。

またIllustratorやPhotoshopなどのツールを使ったことがあれば、学習コストもほとんどかけずにすんなり導入することができます。

今回は「どんなことができるか」、「どんな使い方があるか」の基礎的な部分が中心でしたが、皆さんもそれぞれのワークフローで、独自の使い方を探してみてください。

今後はさらに、クラウドでの同時編集やバージョン管理などの機能も追加される予定ですので、さらに便利になって行くことが期待されます。

2回の延期の末の開催でしたが、ご参加本当にありがとうございました!

要望さえあればXDやIllustratorなど、他のツールや概論的なセミナーもまた開催させていただきます!

 

今後もAdobeツールに関する講座はもちろん、 インターネット広告、Webライティングなどお仕事や趣味でも活かせるスキルをお伝えする講座を開催していきます。

最新情報はチエモのfacebookページでも更新していますので、ぜひ「いいね!」してみてくださいね。

チエモFacebookページ

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【台風21号の接近に伴う講座延期のお知らせ】今日から使えるAdobe XD講座ご受講の方へ

チエモのロゴ画像

※9/4 講座の振替日程が決まりましたので、内容を更新しました。
 

こんにちは。チエモ事務局です。

 

9月4日(火)19:00〜21:30開催予定の「今日から使えるAdobe XD〜手を動かして学ぶXDの使いどころと使い方のポイント〜」講座にご参加予定の皆様へお知らせいたします。

 

気象庁の発表によりますと、講座の開講時間帯前後において、大雨警報を発表する可能性が高くなっているようです。

気象庁 警報・注意報発表ページ

 

雨・風共に強くなることが予想されるため、参加者の皆さまの安全を第一に考え、9月4日の講座は中止・延期いたします。

 

度重なる延期となり、受講者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。
下記の日程で改めて講座を開催いたします。ご確認くださいませ。

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9月4日の講座
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開催を中止いたします。

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振替日程
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9月18日(火) 19:00〜21:30

 

※9月4日の講座に申し込まれている皆様は、改めてのお申し込みは不要です。
振替日に会場へそのままお越しください。
※もし延期した日程へのご参加がむずかしい場合は返金いたしますので、info@chiemo.netへご連絡ください。
個別にお手続きをいたします。

 

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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夏休み子ども向け講座「夏休みマジカル読書感想文講座」が開催されました

チエモ夏休み子ども向け講座「夏休みマジカル読書感想文講座」が開催され、ベテラン国語教諭・司書教諭の小谷野弘子先生を講師に、1回目は7人、2回目は5人に受講いただき、参加者のみなさんは無事読書感想文を仕上げることができました。

 

チエモ「夏休みマジカル読書感想文講座」はこんな風に進められました

 
読書感想文講座1日目
 

講座は8月2日、20日の2回開催。
 
■1日目
・本選び(2~3冊持参してもらいその中から選ぶ)
・読書感想文を書くための本の読み方
・ワークシートの書き方
 
■宿題
・本を読んで、ワークシートに記入
 
■2日目
・書いてきたワークシートを先生と一緒に確認
・感想文を仕上げる
 
→読書感想文完成!
 

1日目:本選び、感想文を書くための本の読み方からワークシートの記入まで

 

 

「先生は中学校での授業の前によく読み聞かせをします。絵本は幼稚園生や小学校低学年の子が読むもの、と思われがちだけれど、大人だって考えさせられることがたくさんある素晴らしい読み物です。今日もみなさんに聞いてもらいたい本を持ってきました」
 
と、小谷野弘子先生が取り出したのは、絵本「おかあさん、元気ですか。」(作:後藤 竜二、出版社:ポプラ社
)。ちょっぴり緊張していた参加者のみなさんも、本の世界に引き込まれます。
 
小谷野先生は「本選びが一番大事です。本当に自分の心に響くものを探してください。本は絵本でもいいですし、読み始めてつまらないと思ったらすぐに本を変えても大丈夫」との説明に、皆さんちょっと意外そうに目を丸くしました。
 

読み方のコツ、感想メモの取り方、どんなところに注目して読むとよいか、ワークシートを記入するときのコツなどひと通り教えてもらって、休憩の前に、先生からのプレゼントがありました。
 
「みなさんにもらってもらおうと思って、本を持ってきました。好きな本を持っていってください。これを読書感想文に使ってもいいですよ」
 

 

みなさん、思い思いの本を選び、早速、その本を感想文の題材にすることにした参加者もいました。
 
休憩の後は「読書タイム」。もくもくと本を読みながら、ワークシートに記入し始める子、付箋を貼りながら読み進める子、さまざまです。先生と時々話し合いながら読み進めます。
 
この講座は2回連続講座でしたが、都合に合わせ1回目のみの参加でもOK。2回目が出られないという参加者は特に集中してワークシートを仕上げてもらうようにしました。先生にワークシートを見てもらって、「これで大丈夫ね!」と無事に送り出すことができました。

 

宿題:2週間の間に本を読み込んで、ワークシートを完成させる

 

次の講座までの2週間の間に、選んだ本をしっかり読んで、ワークシートをできれば完成させることが宿題です。「少なくとも2-3回は読みましょう。頑張ってね」という先生との約束に皆さん頑張りました。
 
「もう清書まで書いてきた」
「ワークシートが途中まで」
「ワークシートは書けた」
 
などそれぞれの進捗具合です。
(これをそれぞれハンドリングして、進めていくのですから、先生というのは本当に巧みなテクニックと忍耐が必要な職業だと感じ、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。)
 

2日目:ワークシートを完成させ、下書きからできれば清書まで

 

 

それぞれの進み具合のワークシートをもとに、2日目がスタート。
この日も読み聞かせからスタートです。「いつもちこくのおとこのこージョン・ノーマン・マクヘネシー」(作・絵:ジョン・バーニンガム、訳:たにかわ しゅんたろう、出版社:あかね書房)。テンポのよいストーリーに、子どもたちはもちろん、大人も引き込まれてしまいました。
 

清書まで書いてきた子、ワークシートを完成させてきた子は、内容を先生と一緒に確認して、「ここをもっと詳しく書いた方がいいかも。書き出しをもう少し考えてみようか」と赤ペンチェック。ワークシートが途中の子はそこまでの進み具合を先生と確認してから、どんなところに重点を置いて書き進めたらいいかを相談して進めます。
 
「どうしてこの本を選んだの?」
「タイトルから、この本はどういう内容だと想像した?」
「どういう状況で、どういう場面で出て来た言葉なの?それを書いてみよう!」
 
一区切りついたときに、先生と確認しながら進めます。
 

 

「下書きは、自分が読めるように書けば良い。ひらがなでもよいので、どんどん書きましょう!先生のオリジナル下書き用紙があれば、清書がスラスラ書けます」との力強い言葉に、みなさん頑張ります。
 
「自分の感想を書くもの」とはいえ、書きなれていない場合は、このように方向性を確認してもらい、さらに少人数制なので、質問に対してマンツーマンで指導してもらえることもとてもよかったのではないかと思います。
 
2時間はあっという間に過ぎ、完成させて晴れ晴れとした顔で帰る子、残って清書作業を続け、しっかり完成させて帰ることができた子もいました。清書が途中になってしまった子もすべて清書用ワークシートを完成させ、「今日必ず家で清書してね」と先生にしっかり念を押されて送り出されました。
 

素敵な感想をいただきました

 

 

子どもたちから素敵な感想をいただきました。
 

「書き出しで読み手の興味を持たせるということが勉強になった」
「読書感想文を楽しく書けることを知ってびっくりした」
「この講座のお陰でスムーズに読書感想文が書けた」
「来年もこの講座があったら来たい」
「読書感想文が嫌いだったけど、講座に来たら少し面白くなった」

 

保護者の方からもうれしいご感想をいただきました。
 

「読書感想文は夏休みの宿題の中で『一番気が重くなる宿題』。一緒に取り組むためには親も本を読む必要があり、高学年になるにつれて親の負担も重くなる。そんな宿題を丸っと任せられて本当に良かった」
「親のアドバイスはなかなか聞かなくても、先生がいる場での作業だと短時間で集中して進めてくれるので良かった」
「『なぜその本を読書感想文のテーマにしたのか』など、これまで知らなかった子どもの興味に気づくことができた」
 

最後に小谷野先生は、「読書感想文コンクールが長年続いているのには訳があります。読書は『読む力』『考える力』『表現する力』を鍛えてくれ、今後求められるプレゼンテーション力にも繋がります。本を読むだけでももちろん良いことですが、読書感想文は1年に1回、本とじっくり向き合える貴重な機会。苦手、嫌だなと思ってしまうのは残念。コツさえつかめば、スラスラ書けます。来年もぜひ頑張ってください」と笑顔で送りだしてくれました。

来年も「夏休みのお助け講座」として開催したいと思っています。
また、小谷野先生による、「読解力・表現力・文章要約」など大事だとは思っていても、どう指導したらいいのか悩んでしまう「日本語力」をトレーニングする講座を企画しております。
気になる方はぜひチエモサイトをチェックしてください!
 

最新情報はチエモのfacebookページでも更新していますので、こちらも、いいね!してチェックしていただけましたら。
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夏休み子ども向け講座「埼玉新聞編集局長が教える夏休み新聞作り講座」が開催されました

チエモ夏休み子ども向け講座「「埼玉新聞編集局長が教える夏休み新聞作り講座」が開催されました。
 

埼玉新聞社の編集局長・吉田俊一さんを講師にお招きし、7組の参加者とともに、取材、記事執筆、レイアウト、新聞作成まで行う本格的な講座となりました。
 

2回講座で取材~新聞作成まで

 
講座は7月25日、8月1日の2回に渡り行われました。
 
1日目
・埼玉新聞社の歴史を振り返りながら、新聞社内で実際に行われている工程を動画で学ぶ
・伝えるための3つの工夫とワザ
・新聞のテーマの選定。取材ネタを考える
・取材の方法
・写真の撮り方のコツ
 
宿題
・3~4つの取材をし、記事を書いてくる。
・ぴったりな見出しを考える
・新聞のタイトルを考える
・コラムを書く人はコラムのタイトルも
 
2日目
・記事を仕上げる(デスクチェック)
・見出しを確定する
・写真を選ぶ
・レイアウトする
・清書する
 
新聞完成!!←ここを目指します
 

1日目

 
「こんにちは、埼玉新聞編集局長の吉田俊一です」

埼玉新聞の編集局長を前に参加者のみなさんはちょっと緊張気味。
 
「ヨッシーと呼んでください」
 
とエライ人らしからぬ親しみやすい人柄の吉田さんの的確で分かりやすい説明に、参加者の児童のみなさんはもちろん、付き添いの保護者の方も「へえ!知らなかった!」と思わずつぶやくレクチャーです。
 
今まで何気なく目にしていた新聞の「見出し」「本文」「写真」「レイアウト」すべてに新聞記者の方と編集の方の知恵と技術が詰め込まれていることを学びました。
 
2020年に施行される新学習指導要領の中に「新聞で学ぼう」が記載され、今後学校で新聞を読んだり使ったりする機会は増えるはずとのことで、今回の学びが参考になりそうです。
(参考:一般社団法人日本新聞協会

 

街の魅力を探そう

 
今回大きなテーマは「街の魅力自慢」自分が住む街のニュース、紹介したいところを探します。「浦和」「北本」「さいたま」「マレーシアと日本」「ふじみ野」いろいろな場所が揃いました。それぞれいくつも魅力や知ってることをリストアップし、お互いに、どの話題が良さそうかなど、話し合います。
 

「へえ!そんなところにお城があるんだ」「クビワペッカリーってなに?」と埼玉県のことならなんでも知っていそうな吉田さんも知らない情報も飛び出しました。

 

1週間の間に取材を記事を執筆


 
次の講座までの1週間の間に、1回目で選んだテーマとネタをもとに取材します。
初めての取材を3-4つ行い、1週間で記事まで仕上げるのはなかなか大変です。
 
「街探検の授業はあったが、取材は初めて」
「市役所に取材に行ってよい経験だった」
「取材に行ったら、もっとすごいニュースを聞いてうれしかった」
 
記事を拝見するとどの取材もしっかり丁寧に行ったことが分かります。
暑い中、雨の中、時間をやりくりしご家族の方にもご協力いただきありがとうございました。
 

2日目 記事の仕上げ~新聞清書まで

 

宿題で書いてきた記事を、「デスク」のヨッシーにチェックしてもらいます。
「これはリード文に持ってきた方がいいね」「ここはこう直そう」、ひとつひとつの記事を丁寧に確認してもらいます。自分の書いた記事を直してもらうというのは、とてもよい経験です。合わせて見出しも考えます。
 
たくさん撮ってきた写真の中から「これだ!」というものを選び、印刷します。記事の大きさに合わせ、プリントしなおしたりと、手は抜きません。
 
記事が仕上がったあとは、ヨッシーがそれぞれの記事の長さと写真を確認しながら割り付け(レイアウト)し、清書です。マス目に合わせて記事を書き込み、見出しやタイトルを太字で書き、写真を貼って完成です。
 
清書の作業に一番時間を割きました。少し時間をオーバーしてしまいましたが、参加者のみなさん、頑張って最後まできっちり仕上げることができました。
 

完成した新聞と子ども記者認定書を手に笑顔

 
2日間に渡る講座を終えた参加者には、「子ども記者認定証」が吉田編集局長から手渡されました。


 
認定証と完成した新聞を手に。

 
それぞれ素晴らしい新聞ができました!
 

大宮公園小動物園のクビワペッカリーに2頭の赤ちゃん!

 
浦和祭りに8万人!

 
マレーシアの学校と日本の学校について

 
実は天然芝だった!浦和レッズの練習場

 
石戸城は知られざる城!

 
「宿題として学校に出す」
「家に帰ってお母さんに見せたい」
頑張ったからこそ、皆さん達成感満載の嬉しそうな表情が印象的でした。
 

子ども向けにしておくのはもったいないくらい充実した内容の2日間の講座でした。
ご参加いただいたみなさま、宿題にご協力いただいたご家族のみなさま、取材に対応いただいた地域のみなさま、そして吉田編集局長、どうもありがとうございました!

 
また来年開催できたらと考えておりますので、ご興味ある方はぜひ時々こちらのサイトをチェックをお願いいたします。
 
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【台風13号の接近に伴う講座延期のお知らせ】今日から使えるAdobe XD講座ご受講の方へ

チエモのロゴ画像

※8/8 講座の延期と振替日程が決まりましたので、内容を更新しました。

 

こんにちは。チエモ事務局です。

 

8月8日(水)19:00〜21:30開催予定の「今日から使えるAdobe XD〜手を動かして学ぶXDの使いどころと使い方のポイント〜」講座にご参加予定の皆様へお知らせいたします。

 

気象庁の発表によりますと、講座の開講時間帯前後において、大雨警報を発表する可能性が高くなっているようです。

気象庁 警報・注意報発表ページ

 

参加者の皆さまの安全を第一に考え、8月8日の講座は中止・延期いたします。

楽しみにされていた皆様にはご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。
私たちも皆様にお会いできず大変残念ですが、どうぞご安全にお過ごしくださいませ。

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8月8日の講座
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開催を中止いたします。

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振替日程
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9月4日(火) 19:00〜21:30

※8月8日の講座に申し込まれている皆様は、改めてのお申し込みは不要です。
当日会場へそのままお越しください。
※もし延期した日程へのご参加がむずかしい場合は返金いたしますので、info@chiemo.netへご連絡ください。
個別にお手続きをいたします。

 

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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【読書好きな子どもになる!】現役国語教師が教える 「夏休みマジカル読書感想文講座」開催のご案内

「夏休みマジカル読書感想文講座」開催は来週です!

8月2日(水)9時~の開催となります。
まだお席ございますので、ぜひご参加ください!
 

「夏休みマジカル読書感想文講座」内容について


 
当日の内容についてご紹介します。
☆読書感想文を書きたいなと思う本を3冊ほどお子様に持たせてください。
 
当日は
・読書感想文の書き方を説明する。「読書感想文ってどう書くの?」
・読み語りをする。「100万回生きたねこ」または「おかあさん元気ですか?」
 こんな本でもいいんだよという一例として
・実際に本を選定する。
 持ってきた本が感想文にふさわしいか否かを1人1人相談します。
 持っていない人には手渡せる本を準備していきます。
・本の読み方、読み終わったあとのメモの取り方を説明する。
・(次回も参加希望のお子様には)次回までにやってくる課題(プリント「読書感想文メモ」)を説明する。
 
このような流れを予定しております。
講師の先生に加え、現役ライターもサポートに入り、丁寧に指導させていただきます。
 

小谷野弘子先生のおススメの本

※いい本はいろいろありますが、感想文を書きやすいものをあげてみました!
●『奮闘するたすく』(まはら三桃 著 講談社)
『こんぴら狗』(今井恭子 作 いぬんこ 画 くもん出版)
『ぼくとベルさん』(フィリップ・ロイ 著 岡田理絵 訳 PHP研究所)
『クニマスは生きていた!』(池田まき子 著 汐文社)
(以上は今年の読書感想文コンクール56年生課題図書です。)
 
ちなみにこんな本もおすすめします!
●『ハッピーバースデー』『イソップ』 どちらも青木和雄さんの著書。泣きます。そして考えさせられ、勇気が出ます。
●『カラフル』『つきのふね』 どちらも超人気の森絵都さんの本。「今の中学生の気持ち」にぴったり。『永遠の出口』 もおすすめです。
●『ナイフ』『エイジ』 重松清さんの本。日本の家庭・子どもの心の問題について考えさせられます。『きみの友だち』は泣けてそして心が温かくなります。
●『トットちゃんとトットちゃんたち』『弟の戦争』『ハンナのかばん』『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか』 世界中のいろいろな戦争と、人間・子どもたちの現実について考えてみませんか?衝撃的です。

 
楽しく書けるような講座になるようスタッフ一同準備しております。
ご参加お待ちしております!
お申込みはフォームからもしくは、メール(info@chiemo.net)まで

*なお、3年生だけど、、、という方はお問合せください。参加人数によって、お預かりできる場合もございます。

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Webディレクションの考え方を学んで実践!「CSS Nite in Saitama, vol.2 powered by 7F『ディレクション思考』リリース記念スペシャル」が開催されました

「CSS Nite in Saitama, vol.2 powered by 7F『ディレクション思考』リリース記念スペシャル」会場の様子

こんにちは。チエモ事務局です。

「東京だけでなく、埼玉県さいたま市でも最新のWeb制作スキルを学べる場がほしい!」という思いから、コワーキングスペース7FはWeb制作に関わる方のためのセミナーイベント「CSS Nite in Saitama」の会場サポートをしています。(コワーキングスペース7Fは、チエモと同じく株式会社コミュニティコムが運営しています)

 

Webディレクションを学ぶスペシャル版を開催

2018年5月27日に「CSS Nite in Saitama, vol.2 powered by 7F『ディレクション思考』リリース記念スペシャル」が開催されました。今回は、20年に渡りWebディレクションの最前線で活躍されている、株式会社デスクトップワークス 代表取締役/Webディレクタースクール主宰・田口真行さんによる書籍『ディレクション思考』発売を記念したソロ講演。前半は講義・後半はミニワークという形で、Webディレクションの現場に求められる考え方をたっぷりと学ぶことができました。

書籍『ディレクション思考』

 

和気あいあいとした雰囲気ながらも参加者の本気が感じられるセミナーとなった当日の模様を、チエモ事務局がレポートします!

 

Webディレクターがマネジメントする4要素「人」「お金」「時間」「品質」

まずは、Webディレクターの必須スキル・プロジェクトマネジメントについての講義。「人」「お金」「時間」「品質」の4つの要素について、それぞれマネジメントの勘所を学んでいきます。

プロジェクトマネジメントについて講義する田口さん

 

個人的に特に重要!と感じたのは、「人」のマネジメントについて。

つい名刺の「肩書」(偉いか・偉くないか)に気を取られてしまいがちですが、そうではなく「役割」に注目して管理することで、発注側(クライアント)と制作側(クリエイター)の橋渡しがうまくできるそうです。発注側の役割なら、「制作会社との窓口担当」「承認者」「社内調整担当」といった具合で、人の役割を整理して管理していきます。

また、役割が整理できたら、プロジェクトのキックオフミーティングにプロジェクトチーム全員を集めてもらい、「あなたにはこの役割をお願いします」と明確に依頼することも重要、というお話でした。

 

プロジェクト進行は放浪旅ではない!

プロジェクト進行についての講義では、プロジェクトを航海に例えて解説。

船のイラスト

 

目的に向かって放浪せずにプロジェクトを進行するために、事前にロードマップを定め、WBS(プロジェクト全体をタスクレベルまで細かく分割した構成図)活用することがポイントとして挙げられました。

田口さんが手がけたWebディレクター手帳にもWBS作成に使えるシートが付いているそう。放浪しないプロジェクト進行のために、うまくツールを活用したいですね。

前半の締めくくりとして、田口さんからは「書籍『ディレクション思考』は一般的なプロジェクトマネジメントを解説するというよりは、押さえどころを書いている。ご自身の立場や現場に置き換えて、自らアレンジして使ってほしい」というコメントがあり、みなさん熱心に頷いていました。

休憩をはさんで後半はいよいよ、サイトプランニングについてのミニワークです!

 

ミニワーク1:ポカリスエットの売り上げをUPするには?

「みんな飲んだことがあるのに、今月飲んだことがある人は少ないドリンク」ということで、たまたま会場にあったポカリスエットを手に取る田口さん。1つ目のワークでは、ポカリの販促企画を考えることになりました。条件は必ずWebサイトを使うこと、予算はいくらでもOK。

同じテーブルの参加者とグループになって、アイデア出しをしていきます。

ワークに取り組む参加者

 

アイデアをまとめたら、チームごとに発表タイム!
「若者をターゲットに熱中症対策として、成分を訴えるコンテンツを作る」「日常の中で飲む動機づけをするため、ポカリと合う料理、ポカリに合うシチュエーションを載せたキャンペーンサイトを作る」などのアイデアが発表された後、田口さんからのアイデアと、今回のプランニングのポイントが解説されました。

田口さんからは「『○○といえばポカリ』の『○○』の部分をいろいろ入れ替えてみる」「ポカリの使い道を変えてみる。『食べるもの』としてかき氷のレシピをサイトで紹介したり、ポカリそのものをチケットにしたイベントを開催する」とアイデアがポンポンと飛び出し、その発想術に目から鱗でした。

また、クライアントに提案する際のポイントとして、どれだけ予算があろうとも、やはり予算を抑えたアイデアの方がGOを出しやすく実行されやすい、とのこと。Webの特性である「フットワークの軽さ」を活かすために、できるだけ予算を抑えたアイデアを・できるだけ早く出すのが大切、ということでした。

 

ミニワーク2:貸会議室6Fの売り上げをUPするには?

2つめのワークのお題では急遽、この日の会場である「貸会議室6F」の売り上げUP策を考えることに。

クライアント役として、貸会議室6Fの本物のオーナー・星野さんも登場。参加者からサイトプランニングのためのリアルなヒアリングが行われました。

クライアント役として質問に答える星野さん

 

参加者からは、営業形態や設備、利用者層など「貸会議室そのもの」に関する質問が多かったのに対し、最後に田口さんから星野さんへ投げかけられた質問は「提案したアイデアを実行するかどうか判断するのは誰ですか?」という意思決定者の確認。前半「『人』のマネジメント」の講義で登場したポイント(人は名刺の肩書きではなく、プロジェクトにおける役割に注目してマネジメントする)が早速ここで活かされていることに、多くの参加者がはっとした瞬間だったのではないでしょうか。

こちらのワークもグループごとにアイデア出し後、発表。クライアント役が現場にいることで、本物の企画提案さながらの臨場感でした!

発表後はクライアント役・星野さんからの各アイデアに対する講評と、田口さんからの解説です。

講評する星野さんと田口さん

 

田口さんいわく「クライアントはブレスト相手」とのこと。クライアントにアイデアをぶつけて反応を見て、さらに練り直すことが、採用されるアイデアにつながると言います。

また、ヒアリングしてから提案までのスパンはできるだけ早い方がいい、とのこと。ヒアリングから時間がたってしまうとクライアントの状況が変わっていたり、そもそも企画に対する熱量が下がってしまっていたりするため、現場での瞬発力を上げることが大事!というお話でした。

 

今後の予定をチェック!

次回の「CSS Nite in Saitama, vol.3 powered by 7F」は2018年7月28日(土)に開催。

田口さんが「アイデア出しが苦手な方は必見!アイデアを大量に出しまくる『田口流 アイデア発想法』」と題して実習ワークを交えた講義を行うほか、「クライアントと一緒に作るHP戦略最初の一歩」「インハウスで効果を出す『ウェブサイト育成術』とは?」「短時間で飛躍的に英語力が向上する英語教室(特別編)」と魅力的なセッションばかりです。お申込みはお早めにどうぞ!
CSS Nite in Saitama, vol.3
CSS Nite in Saitama, vol.3 powered by 7F

また、Web制作に関する講座はチエモでも今後開催していく予定です。
講座やイベント開催レポートの更新状況は当サイトのほか、チエモのFacebookページでもご覧いただけますので、是非チェックしてみてくださいね。
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「Webアクセシビリティの学校in大宮」が開催されました!

写真:Webアクセシビリティの学校の看板

Webアクセシビリティとは「○○が使いやすいWebサイトづくり」のことだった!

 
※2018年6月1日に公開した記事ですが、講師の植木真さんからのコメントを追記して、2018年6月7日に再度公開しました。

 

こんにちは、チエモ(CHIEMO)事務局です

チエモスタッフの宮崎です。
5月26日(土)に株式会社インフォアクシア植木真さんによるWebアクセシビリティの学校in大宮が行われました。
今回はチエモ運営母体である株式会社コミュニティコムが運営する貸会議室6Fでの開催です。

 

写真:講師の植木真さん
講師の植木真さん

 

講師の植木真さんは、企業サイトなどのWebアクセシビリティ診断やJIS X 8341-3の対応、Webアクセシビリティに関するガイドラインの作成支援などを中心に活動。
全国各地で開催されているWebアクセシビリティの学校では、企業のWeb担当者やWeb制作者などを対象として「Webアクセシビリティを確保したWebコンテンツの制作の基礎」が学べます。
チエモスタッフもWebアクセシビリティの基本を学んできました!

 

主にこんなことを学びました

・1時間目
Webアクセシビリティとは?
・2時間目
アクセシビリティの考え方
・3時間目
明日から実践できるキホンのキ
・4時間目
明日から実践できるキホンのホ

 

写真:Webアクセシビリティの学校の看板
授業のはじめと終わりには学校のチャイム音が流れます

 

初めてWebアクセシビリティという単語を聞く人も理解できるよう、言葉の定義から考え方まで、具体的な事例やワークショップを交えて講義が進行しました。

 

まさに基本の「キ」から学べるわかりやすい講義

写真:わかりやすいスライド

 

2004年にWebコンテンツのJIS企画(JIS X 8341-3)が公表されたことで、広く知られるようになったWebアクセシビリティ。
高齢者や障害者を含む全ての人に配慮したWebコンテンツを制作をしよう、という工業規格です。

 

写真:動画や画像が多いわかりやすいスライド
画面に表示されるテキストを点字に変換する機械

 

そもそも、視覚や聴覚などに障害をもつ人がどのようにWebコンテンツにアクセスしているのか、そのような素朴な疑問にもわかりやすい動画や画像で解説してくれる植木さん。
音声読み上げソフトではどのようにWebページが読み上げられているのか、どのように必要な情報にアクセスするのか、実際の動画でその様子がよくわかります。
現状の問題点が明確になることで「Webアクセシビリティの確保として自分にできることは何か」という問題意識が湧いてきます。

 

チームに分かれたワークショップも

 

色弱の人にもわかりやすいグラフの表記についてワークショップも行いました。
普段何気なく目にするグラフを、誰でも理解できるグラフにするためにはどのような手段が考えられるか、皆で案を出し合います。

 

まとめ

講義でも話されていた通り、Webアクセシビリティはいまや「誰もが使いやすいWebサイトづくり」として必要な概念だということがわかりました。
障害のある方や高齢者だけでなく「腕を怪我していてキーボードが打てない」「突然マウスが壊れてしまった」など、誰もが「〜できない」「〜しづらい」という状況に置かれることは多いはず。
さらに、Webにアクセスするデバイスや状況も多様化する中で、適切なコンテンツを作成することは、今後より一層求められていきそうです。

 

講師の植木真さんからのコメント

※2018年6月7日追記
ご参加いただいた皆さん、改めまして本当にありがとうございました。
このセミナーでは、基本的な考え方のお話に時間を長く割いています。それは、小手先のテクニックだけを覚えるのではなく、常に誰のためにどうすべきかを考えて最適解を見つけてほしいと考えているからです。
アンケートを拝見したかぎり「分かりやすかった!」「楽しかった!」と、概ねご好評をいただけたので嬉しく思っております。
みんなでウェブをもっとアクセシブルにしていきましょう!

 

WebアクセシビリティをはじめとするWeb制作やデザインなどに関する講座もチエモとして開催していく予定です。
講座やイベント開催レポートの更新状況はチエモFacebookでもご覧いただけますので、是非チェックしてみてくださいね。
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